博士課程教育リーディングプログラム
実世界データ循環学リーダー人材養成プログラム

スタッフインタビュー

武田 一哉
プログラムコーディネーター・大学院情報科学研究科 メディア科学専攻 教授

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高い能力を持っているのにもかかわらず、失敗を恐れて積極的になれない、そのような学生に、「失敗する場を与えること」、それがこのプログラムです。
「え?」と思われるかもしれませんが、失敗というのは、挑戦と裏表の関係にあるんです。
未知の領域に踏み込んですぐに完全な成功を収めることができる人はそうそういません。
それでも彼らが進むのは、未知の領域に眠るいろいろな可能性に強く突き動かされているからです。彼らは失敗に恐れをなすことなどありません。

しかし、自分の周りを見ていると、多くの学生は自分がどこまで出来るか自信がない。
大きな失敗をしたわけでもないのに、「失敗が怖い」と恐れているのです。だからこそ私は、このプログラムに参加する履修生のみなさんに、「失敗しても大丈夫」ということを何よりも伝えたい。
能力のあるみなさんだからこそ、失敗から学ぶことも大きいのです。
若くて能力のある人材が、失敗を恐れるあまり可能性を眠らせたままにしているのはとてももったいない。
私は、「自分の可能性に気付くということが良い人生を送るコツ」と思っているのですが、自分の可能性に気付くためにも、このプログラムが提供するいろいろなチャンスにどんどんチャレンジしていってほしい。
チャレンジがなければ可能性には気付けませんからね。

今、世界で成長著しいアジアの国々の学生たちは、みな自分から積極的に動き、自分を積極的にアピールしています。
それは、彼らの社会が「自分で主張していかないとだれも気に留めてくれない」から、要するに、可能性を逃してしまうからです。
これから社会に出るみなさんの同僚でありライバルは、このように意欲的で挑戦的な世界の若者です。
時として日本人には理解しにくい相手かもしれませんが、日本人の良さを発揮して共に活躍してほしいと思います。
「和を以って貴しとなす」、プロジェクトXのようにチーム一丸となって一つの目標に向かっていくイメージですね。

そのためにも、このプログラムが用意する国際的な経験の中でたくさんチャレンジして、たくさん失敗して、たくさん可能性に気付いて、世界のリーダーにふさわしい人材へ成長していってください。