平成29年度の入学者を募集する説明会が開かれました。
本プログラムの特任教授である中岩浩巳教授及び履修生の松下健さんによって、本プログラムの説明と質疑応答が行われました。
日時 | 2016年12月20日(火)18:00-19:00 |
場所 | 名古屋大学IB電子情報館中棟IB011講義室 及び
名古屋大学IB電子情報館西棟6階リーダーズ・サルーン/スタジオ |
以下は、説明会の内容の簡単なまとめになります。
本プログラムの説明
中岩浩巳教授及び松下健さんより本プログラムの説明が行われました。
中岩教授からは本プログラムの意義に加え、Data Tools First/Nextや豊富な海外体験などからなるカリキュラム、独創的研究活動や産学協働創造的グループワークなどの幅広い協働活動、奨励金などの経済的支援について紹介が行われました。
松下さんからは講義の様子や、サマースクールなどの海外経験、産業界の方々との交流が可能なグループワーク、履修生らによる学生ベンチャーの起業などについて、履修生としての体験を含めながら紹介が行われました。
また、実際にリーダーズ・サルーン及びスタジオを案内し、どのような機器があるかの説明も行われました。
質疑応答
以下の質疑応答は、主に履修生である松下さんへの質問となります。
- 情報系に関する知識がなくても参加は可能?
- 可能。
プログラミングを全く知らなかった履修生も、今ではプログラミング能力がとても上達している。
リーディングでの活動をとおして成長できるし、情報系分野の履修生など、詳しい人に相談もできる。
- プログラムに参加する前に講義などはあるのか?
- Data Tools Firstは入学直前に行われ、入学に先立って多様な解析ツールの概観が学べる。
- Data Tools First/Nextでは何が行われる?
- 具体的な内容は年度毎に異なるが、MATLABなどの演習が中心で、実データを用いた解析・可視化なども行われる。
難しい内容もあるが、RAや履修生に質問することもできるため、予備知識が少なくてもついていける。
- TOEICのスコアが低いが大丈夫か?
- 合否はTOEICのスコアだけでは決まらない。
そのため、TOEICなどのスコアが低いからという理由だけで落とされることはない。
- TOEIC、TOEFLのスコアが持っていないが大丈夫か?
- TOEIC、TOEFLのスコアは持っていなくても問題ない。
- 英語の授業はどう行われる?
- 英語教師による講義が開かれるため、自分の予定に合わせてそれぞれの講義をとる。
ビジネス英語など、将来的にも役に立つ英語知識が学べる。
- 海外活動などでも英語は成長する?
- 成長する。
海外活動だけでなく日々の議論なども英語で行われているため、英語に触れる機会は多い。
入学当初は英語が苦手だった履修生も、今では英語がかなり上達した。
- リーディングでの活動などが増えると忙しい?
- 忙しくなるが、今は研究やリーディングの活動に集中する時期だと考えているため、頑張っている。
- 時間がなくなると思うが、どうやりくりする?
- 講義が終わった夕方以降の時間など、他の学生が使っていない時間を活用した。
普通の学生に比べて忙しくなるが、リーディングの活動はやりがいがあるので、それを糧に頑張ることができる。
- なぜこのプログラムに参加したのか?
- 最初は海外留学を考えていたが、海外でやりたいと思った挑戦的な活動がこのプログラムでできることがわかったため参加した。
- 就職などは大丈夫か?
- このプログラムを修了できるような人材は社会から広く求められているため、就職などを心配する必要はないと考えている。
また、すでに履修生の中にも何人かいるように、自ら学生ベンチャーを起業するという選択肢もある。
- ベンチャー企業では何をしている?(起業した松下さんへの質問)
- 現在は教育現場における講義の効率化などを行っており、今後は物流管理の最適化なども考えている。
なお、学生ベンチャーの起業に関してはリーディングプログラムからの支援が期待できるだけでなく、協力企業のメンターや企業経営している履修生に相談することもできる。
そのため、何もない状態から起業するよりも良い環境で起業できる。