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イベント報告

シンポジウム 2019年3月26日

実世界データ循環コンソーシアム キックオフシンポジウム 2019 開催報告

これまで5年半に渡って本プログラムで実施してきた、産学連携の教育・研究の取組みを発展させるために立ち上げた「実世界データ循環コンソーシアム」のキックオフシンポジウムが開催されました。

日時2019年 3月26日(火)13:00-17:00
場所名古屋大学東山キャンパス ES総合館 ESホール

以下は、キックオフシンポジウムの内容の簡単なまとめです。

「データ科学教育のさらなる発展と価値創造」

武田一哉
(実世界データ循環学リーダー人材育成プログラム プログラムコーディネーター)

プログラムコーディネーターの武田一哉先生が実世界データ循環コンソーシアムの取り組みについて紹介しました。 発表では、これまでリーディングプログラムで実施してきた様々な教育プログラムを紹介するとともに、研究プロジェクトをさらに発展させて新たに始めた、「産学連携プロジェクト組成プログラム」や「産学連携アイデアソン・ハッカソン開催プログラム」の内容について説明しました。 また、履修生同士で始めた研究プロジェクトや履修生が起業したベンチャー企業を通して、学術界や産業界において大きな価値を創造していることを実際の事例とともに紹介しました。

「産学連携プロジェクトの紹介①」

伊藤 勇介(豊田通商株式会社 IT戦略部)
関 翔悟(実世界データ循環学リーダー人材養成プログラム 2期生)

産学連携プロジェクトの一つ目の事例として、豊田通商株式会社と共同で行った産学連携プロジェクト組成プログラムにおける取り組みが紹介されました。 伊藤勇介様からは、今回取り組んだ研究プロジェクト「養鶏事業データ活用案件」の概要、ビジネス課題、プロジェクトの成果についてご紹介いただきました。 第二期生の関さんは、提供されたデータの概要、プロジェクト全体の流れ、データ解析で得られたビジネス知見などについて説明しました。 また、今回のプロジェクトを通して得られた経験として、チームでの開発経験や企業でのビジネスの進め方を体験できたことを挙げていました。

「産学連携プロジェクトの紹介②」

佐藤 昭宏(ベネッセ教育総合研究所)
大橋 臨 (実世界データ循環学リーダー人材養成プログラム 4期生)

産学連携プロジェクトの二つ目の事例として、ベネッセ教育総合研究所と共同で行った産学連携アイデアソン・ハッカソン開催プログラム及び組成プロジェクトに関する取り組みが紹介されました。 佐藤昭宏様からは今回取り組んだ研究プロジェクト「学習履歴データを用いた自ら学ぶ力の伸ばし方に関する共同研究」の概要、産学連携プロジェクトで期待していること、参加することで得られたことなどについて、企業の立場からご紹介いただきました。 第四期生の大橋さんはデータ解析の概要や得られた知見について説明しました。また、データから事業サービスに有益な知見が得られた理由の一つとして「多様な得意分野を持つ院生チームで多角的にデータを解析できたこと」を挙げており、それがリーディングプログラムの院生チームの強みであると産学連携プロジェクトを振り返っていました。

ポスターセッション

計17名の履修生たちが、所属研究室の研究内容やリーディングプログラムで実施している研究プロジェクトについてポスター発表しました。 また、発表内容に対して、シンポジウムに参加した様々な産業分野の方との活発な議論が交わされました。

ポスターセッションタイトルの一覧はこちらからご覧ください。

関係する履修生

大橋 臨関 翔悟

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