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ワークショップ 2020年9月23日
9月のPlenary Meetingでは、研究インターンシップ、グローバルチャレンジⅡ、フォローアップビジット、スタートアップ企業の紹介および2019年の独創的研究活動の成果報告が行われました。
日時 | 2020年9月23日(水) 17:00〜19:00 |
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場所 | オンライン(zoom) |
以下は、Plenary Meetingの内容の簡単なまとめです。
研究インターンシップでは履修生が希望する大学や企業を訪れ、企業の研究現場で組織やマネジメントを経験するものです。 今回は履修生が起業したスタートアップ企業の事業内容や活動についての報告がありました。研究テーマの詳細のほか、起業の目的や実際に得られた経験・知見についても触れていました。このような履修生による起業活動も、プログラム教員に認められた場合には、研究インターンシップ相当の活動とみなされ、プログラムの修了要件の一部となります。
履修生 | BAO Naren (第3期生,情報学研究科) |
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訪問先 | AquaAge 株式会社 |
テーマ | 3Dモデルアプリケーション「Streetmap」とスキンケアアプリケーション「SkinTech」 |
グローバルチャレンジⅡでは履修生が研究機関を訪れ、世界最先端の現場で滞在研究を行います。世界トップレベルの研究競争に触れ、様々な研究者との交流を深めることが目的です。今回は1名の履修生がグローバルチャレンジⅡの経験と成果について報告しました。履修生は世界中のトップレベルの研究者たちとの交流ができ、自分の研究にとって非常に建設的な意見が得られたと述べました。また、訪問先の生活の苦労と現地の研究者達の研究に取り組む姿勢も言及しました。グローバルチャレンジⅡを行った履修生及び訪問先研究機関は以下の通りです。
履修生 | 畑佐 豪記 (4期生、工学研究科) |
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訪問先 | シンガポール国立大学 |
テーマ | 単一オブジェクトの最適化と代理ベースの最適化 |
フォローアップビジットでは、プログラムを通じて各履修生が滞在した研究機関を、異なる専門の履修生とともにグループで再訪問します。異なる分野の研究の最前線を知るとともに、人的つながりを組織名つながりに広げることが目的です。今回は1名の履修生がフォローアップビジットの経験と成果について報告しました。フォローアップビジットによってそれぞれがお互いの訪問先で行った研究を知ることができ、異なる分野の研究者との交流ができたと述べました。また、今後自身の研究にとって意味深く議論ができたと言及しました。フォローアップビジットを行った履修生及び訪問先研究機関は以下の通りです。
履修生 | 畑佐 豪記 (4期生、工学研究科) |
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訪問先 | |
オーストラリア連邦科学産業研究機関 | |
カセサート大学 | |
この度、1名の履修生が自ら設立したスタートアップ起業を紹介しました。発表では、自社の三つのコア・コンピテンシーを中心に紹介しました。一つ目はテキストデータに対する重要なデータ分析の技術です。この技術に基づいて「Rakutan-Rakuda」アプリケーションをリリースしました。二つ目はグラフデータベースを使用した視覚化とデータ管理能力です。この技術に基づいて「ClusterViz」アプリケーションをリリースしました。三つ目は効果的なハッシュタグの提案技術です。この技術に基づいて「Hashdog」アプリケーションをリリースしました。起業した履修生と会社名は以下の通りです。
履修生 | 神野 悦太郎 (4期生、情報学研究科) |
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会社名 | Hashup株式会社 |
独創的研究活動は異なる専門分野の学生がチームを作って行う研究プロジェクトです。履修生が提案した研究テーマの中で審査を通過したものについて履修生チームで研究を行います。昨年度は2期生のCHIN Hyuntaiさんの提案が採択され、1年間の研究が行われました。