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イベント報告

ワークショップ 2018年4月23日

Plenary Meeting 4月 開催報告

4月のPlenary Meetingでは、オープニングセレモニー・修了セレモニー、今年度のプログラム活動のオリエンテーション、2017年度の独創的研究活動(Creative Research Project)の最終報告とグローバルチャレンジⅡの報告が行われました。

日時2018年4月23日(月) 17:00–20:00
場所名古屋大学IB電子情報館西棟6階リーダーズスタジオ

以下は、Plenary Meetingの内容の簡単なまとめです。

オープニングセレモニー・修了セレモニー

セレモニーでは、新履修生の入学証書、リーディングプログラム修了証書、QE1の優秀賞が授与されま。2期生のCHUNG Hongjinさんはリーディングプログラムを短期修了し、リーディングプログラム最初の修了者となりました。第5期生として5名、第3期編入生として2名が入学し、各々がこれからのリーディングプログラムへの決意と抱負を述べました。

独創的研究活動(Creative Research Project)最終報告

独創的研究活動は異なる専門分野の学生がチームを作って行う研究プロジェクトです。履修生が提案した研究テーマの中で審査を通過したものについて履修生チームで研究を行います。昨年度は4期生の神野 悦太郎さん、2期生の松下 健さん、1期生のDARWEESH Hatem Abdelhameedさんの提案が採択され、1年間の研究が行われました。

  • タイトル:Effective advertisement system using attention time
    メンバー:神野 悦太郎、清谷 竣也、小野瀬 良佑、NAM Soohyun、蛭川 絢香
    概要:
     バスや地下鉄の待ち時間に、性別や年齢といった属性情報に合わせた広報媒体を提示しより効果的に宣伝するプロジェクトです。広報媒体を提示するシステムができたため、今後は倫理委員会の承認を得た後に、図書館で実験を行いより多くのデータの取得と解析をし,システム向上を目指すと報告がありました。
  • タイトル:Intelligently Building HD Road Network Maps for Autonomous Cars
    メンバー:DARWEESH Hatem Abdelhameed、BAO Naren、XU Hong、大橋 臨、CHIN Hyuntai、林 大貴
    概要:
     自動運転を実現させるための、正確な道路ネットワークマップ構築を目指すプロジェクトです。事業化する上でのビジネスモデルを確立しつつ、既存のマップ構築の問題点を改善しました。技術面、処理速度の面を改善し、システム性能の向上をさらに目指すと報告がありました。
  • タイトル:Legal AI ~Legal comment system for contracts~ Cars
    メンバー:松下 健、坂 匠、山腰 貴大
    概要:
     自然言語処理や機械学習を利用した、契約書処理の効率化支援を目指したプロジェクトです。法律事務所と連携し、定型作業や適切な単語の決定を自動的に支援できるシステムを構築しました。昨年度の1月にはJPタワーにて開発したシステム「リーガルAI」に関する講演も行われました。

グローバルチャレンジII

グローバルチャレンジⅡでは履修生が研究機関を訪れ、世界最先端の現場で滞在研究を行います。世界トップレベルの研究競争に触れ、様々な研究者との交流を深めるのが目的です。今回は飯田 啓量さん(第2期生)がSimon Fraser UniversityでのグローバルチャレンジⅡの経験と成果について、外部の大学や企業の研究者との交流を重ね、一定の研究成果を収めることができたと報告しました。

関係する履修生

CHUNG HongjinDARWEESH Hatem Abdelhameed松下 健神野 悦太郎飯田 啓量

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